誹謗中傷規制について
こんにちは。
最近ポケモンGOに再びハマっております。
本日は野生のミルタンクを捕まえに家を飛び出し、こっぴどく道に迷いました。
今年で22歳になります。
さて、5月25日、総務省がインターネット上で他人を誹謗中傷する行為を規制する方針を発表しました。
具体的には、誹謗中傷を含む内容の投稿者の特定を容易にするといったものです。
23日、女子プロレスラーの木村花さんがお亡くなりになりました。ネット上での心ない罵倒に深く傷つき、自ら命を絶ったものと見られ、大きな議論を呼んでいます。
こうした誹謗中傷被害は以前からあり、インターネットトラブルの相談窓口には5000件もの相談が寄せられているそうです。
今までも誹謗中傷が原因で自死した例は見られ、その度に法制度厳重化の動きは見られたものの、明確に制度化されることはありませんでした。
今回制度化されれば、インターネットにおける秩序形成の第一歩となるのではないかと言われています。
こうした動きを人格権の保護という観点で受け入れる人もいれば、表現の自由という観点で懸念する声もあがっています。
これら二つの権利の兼ね合いが重要になってくると考えられます。
しかし、この問題はただの二項対立ではないようです。
「今、ネットで中傷されているのに誰も助けてくれない。死ねばたくさんの人たちがいろいろ言ってくれて、みんなが考えてくれるのだろうか」
市民団体「プロテクト・チルドレン」に、ネットいじめにあっている小学生からこんな声が届いたそうです。
木村花さんが亡くなってから、ネット上では誹謗中傷をする人に対する激しい非難の声があがりました。
中には誹謗中傷のコメントに対し、「人殺し」などと直接コメントする人もいます。
果たしてこれが誹謗中傷されている人への助けになっているのでしょうか。
今誹謗中傷されている人に対して声をかけてあげること、相談しやすい環境をつくることが、なによりも優先すべきことなのではないかと私には思えます。