テレワークについて
こんにちは。
今日近所をぶらぶらと散歩していたところ、神社でマスクをしたお稲荷様と出会いました。
神様でもコロナは怖いのか、神様として人間のお手本になろうとしているのか。
どちらにしろ可愛らしいですね。
さて、先日NHKの番組、くらし⭐︎解説で「定着するか?テレワーク」という内容を放送しておりましたので、そのお話をしたいと思います。
NHKの調査によると、労働者の6割強が「今後もテレワークをしたい」と答えているそうです。
①通勤時間がなくなる
②家族と向き合う時間が増える
③場所のコストがかからない
④インターネットを通じて新たな顧客を獲得するチャンスを得る
といったメリットのためと考えられます。
一方で、
①仕事の効率が下がったと答える人が65%に上る
②一人暮らしで孤独を感じる
③家庭内での出費が増える
④新人指導や評価が難しい
といったデメリットも挙げられます。
上に挙げたのは企業側、働く側のメリット、デメリットですが、テレワークの普及は社会的に大きなメリットがあります。
それが地方分散型社会の実現です。
実はコロナ禍を経て、20代の地方転職希望者が増えているのです。今年2月には21.8%でしたが、4月には36.1%に上っていました。
そんな若者たちの4割近くが地方に抱く不安が、テレワークの環境です。
こうした若者たちを呼び込むために、北海道北見市のように、サテライトオフィスの環境を整備する地方自治体もあります。
サテライトオフィスとは、都心の本社から離れた場所に位置するオフィスです。
サテライトオフィスの整備によって、都心に流出しがちな優秀な人材を確保することができます。
実際にマイナビの調査によると、地元へのUターンを希望しない理由として最も多いのが「志望する企業がない」です。
コロナを機に全国各地でサテライトオフィスが整備され、我々が自由に住む場所が選べる日が来るといいですね。